28082022
福岡のラジオでREGGAEの音楽番組のMCをやってるひとが主催してるフリーイベントで(存在は今回初めて知った)、俺は北九州への出張の前乗りで偶然にも福岡市内にいたのだった。
ライブはというと、どうしようもない酔っ払いの兄ちゃんがひたすら石黒祥司煽りをしていたのがいい味を出していた。
石黒祥司!!!と曲の間に力強い声で連呼したり、
三宅洋平がTシャツ脱いだ瞬間、石黒祥司も脱げよ!!って叫んだり。
石黒祥司。
俺は石黒祥司のことがとても好きになってしまった。
仏のような表情をしていた。
三宅洋平は、魂の劣化した社会に対して徹底的に中指を突き立てていて、
瞳が恒星のように輝いていて、
自然への崇拝がそこには存在していて、
常にリラックスしていて。
人間への尊敬の心が渾々と湧き上がってきたのは本当に久しぶりのことだった。
NYでパーマカルチャーを実践している人たちは、街中のデッドスペースに覆い被されているコンクリを引っぺがしてそこにタネを植え、それが実ったらTake Freeという形で人々に分け与えていること。
アジアの高地で瞑想を実践する僧侶の話。
言葉や楽曲の奥に潜む学びと実践。
ここで観た犬式は、これから1,2年の内にこれからの道を大きく決定づける決断が控えているという確かな直感を感じている中、とても大きな前兆となるだろうという感覚を得た。
偶然イベントの日に福岡にいたこと。そのイベントには犬式が招待されていたこと。そして数日前にたまたまその情報を掴んだこと。そこで体験した言葉と音には人生加速させられちゃうほどのメッセージが乗せられていたこと。
人生にとって大切なイベントは予め全てセッティングされている、というあの言葉は決して幻なんかではなく、現実のものなんだな。