Entries from 2020-05-01 to 1 month

夜明け

疾風を背に受けてぐんぐんと加速していくクルーズ船のデッキの頂上で、中学の友達と一緒になってワイワイガヤガヤとお喋りをしていた。デッキの頂上にいたはずなのに、見えていた景色はマストトップから辺りを見下ろしているかのようで、そのせいか向かって…

洗濯物を干しにベランダへ出ると久しぶりの突き抜けるような快晴で、カレーを食べに行きたくなった。いつからか、カレーと快晴は切っても切れぬ関係になっている。昼頃になってやっとベッドから抜け出して、道中で水を買って、真正面から突き刺さる太陽光と…

深酔

頭から深紅の液体が滴り落ちているような予感がして、額に手の平を当ててみる。けど何も付いていない。それでもまだ何かがポタポタポタポタと.....落ちてくる溢れ出す頭蓋骨のキャパシティを超えて! やばいやばい何かが漏れる。血か?これは? どっかで頭打…