21092023

PINNACLE VODKAという安いウォッカをショットで掻き込みながら、久しぶりに更新をしている。彼岸の入りの夜空に、ハードコアなパンクが鳴り響いている。 9/13の夜に親戚のじいちゃんが逝ってしまって、この間お葬式に参列したところ。 数百年ぶりに見かけた…

14012023

生活。 ひとり暮らしも6年目になってくるとだいぶリズムというかルーティンというかが凝り固まってくる。それは例えばこんぐらいの時間にこういうのを飲み食いしようとか、こんなタイミングでこういう行動を取ろうとか。特に平日。それらは身体のため。また…

03012023

自然選択によって創り出されてきた種の多様性は、陸・海・空といった地球上のありとあらゆる環境を生命の楽園へと変貌させた。しかし、それらの種の適応的な形質はあらゆる種分化を経ることで獲得されたものである。適者を選択し繁栄させるメカニズムは、大…

09122022

幼馴染の友達が結婚式に招待してくれた。人生初の参列がこの式で本当によかったと思った。 冬のチャペルは、外を歩くとキリッと締まった真っ暗で透明な空気の中に視界を埋め尽くすほどの光源が暖を添えていて、そこに言葉は必要なかった。 チャペルの中では…

13112022

ほんの気まぐれで応募した日雇いの労働、それはつまり午前中の人々の監視、を終えて手渡された6,500円を握りしめて胡散臭いスーツ集団から抜け出し、ジュンク堂にヘッドスライディング、ずっとずっとここ2年ぐらい欲しかった植物の図鑑を買った。家に帰った…

上昇負荷

産声とともに一度歯車が回り出したらもう誰にも止められない。 後ろを振り返ることはできても、もう二度とその時と全く同じ空気、感覚、温度、感情、は戻ってこない。 砂浜をなぞって浮かび上がらせた出来合わせの絵や文字が波に飲まれて次第に薄くなってい…

28082022

初めて犬式のライブを観た。福岡は天神中央公園。 福岡のラジオでREGGAEの音楽番組のMCをやってるひとが主催してるフリーイベントで(存在は今回初めて知った)、俺は北九州への出張の前乗りで偶然にも福岡市内にいたのだった。 ライブはというと、どうしよ…

寝苦しい夜は星に向かって叫べ

暑い。暑いのです。夜が。 夜ってこんなに湿度高かったんだっけ。 夜と休日にしか着ないどうでもいいTシャツを破いてベランダから放り投げたくなるような不快さ。吸い込みにくい大気越しに煌々と見つめてくるアンタレスに向かって喚き散らしたくなるような不…

文字を読むということ

MBTI性格診断でINFPが弾き出されるくらいには、言葉や文字による意思疎通よりもシンボリズム的なやり取りの方が得意であると感じる。言葉や文字を介したやりとりなど非効率的で、汚された美学であると感じる。心を打ち明けた人間に対しては、目線を合わせた…

18042022

夢で松本人志が、 「食卓でオカンに『ひび割れの反対の言葉は??』 って聞かれたから、 『ケチャップ』って答えてやったわ。 核心突きすぎて一瞬食卓が凍っとったわ。」 って言ってた。

梔子の香り

心臓が爆音を立てた不眠気味の朝、酷暑。 ベランダで花の匂いを嗅いでみたところで、リズムは加速するばかり。高速道路のスピードが部屋にまで侵入してきている。ハートまでもが共鳴してしまわないように、なんとか食い止める。けど今日も波に、乗れそうにな…

暖かい冬

今回の年末年始も帰省をした。1週間半ぐらい。あっという間だった。 なんだか本格的に会う人間が固定化されてきて、本当に大事な人たちが洗練されて残っていく感覚と、相手も自分を求めてくれている感覚が混ざり合って、心地よかった。 けど、多くを求めなく…

眼が良くなりすぎたのかもしれない

ベロッベロの頭で友達とポストヒューマニズムについて話した記憶がかすかにあるんだけど、酔いが覚めた今現在、ばらばらでまとまっていない自分の見解をとりあえず書き殴ってみる。気が向いたらいつかちゃんとまとめるかもしれない。 【about post-humanism…

prefer offline

1年前ぐらいに唐突に思い立ってPS4を購入して、本当に久しぶりにゲームをしてみた。バイオ7と、モンハンと、エペ。自分のゲーム歴と言えば、小学校の頃にPS2があって、K-1のゲームで大好きだった山本kidを駆使して派手な試合を繰り広げていたことや、DSでマ…

21112021

MONOEYESのライブを観に行った。いつぶりかなあ。会場はいつもの桜坂。 バァァァァーーーーーーーーーーァァーーーーーーァァァァーーーァァァンッッ!!!!!!って爆音が鳴った瞬間、普段不器用に接ぎ合わせて身に纏っていた大人の自分があっという間に吹…

夜明け

N君と一緒に図書館みたいなところにいた。 図書館にいたときの記憶は断片的。 お堅めの本が並ぶ本棚の前で、2人で地べたに座り込んでいたこと。2人で何か話していたこと。 (これより下は1人での記憶) 図書館の中を時々走り回って何かを探していたこと。 近…

アルコールを通してしか見えない美しさがある

アルコールを通してしか見えない美しさがある。肥大した大脳新皮質によってもたらされた、カメラ技術の進歩。解析度の向上によって脳が眩むほど強調された、ヒトやモノの輪郭。明晰な輪郭によって形成された、個人と世界との壁。画面を通して見る世界は、鋭…

06112021

ネットをいじっていたら小学校からずっと仲が良かった友達の投稿が目に飛び込んできて、籍を入れて妻になったみたい。 速攻でメッセージを送ってやりとりをしていたらめちゃくちゃ感慨深くなってしまって、それに秋の空気感も相まって号泣しそうになった。と…

05072021

🐸 目の前に聳え立っているchromeのウィンドウや科学書や図鑑や論文を全てシャットアウトしてどっかに逃げ出したい気分になってきたから、素直にそうした。骨が砕かれそうなほどの紫外線だったけど、気にせずバイクに乗ってジュンク堂に行って、いつもは値段を…

19062021

インターネットってやっぱり面白いよな、って今更思ったっていう話なんだけど、やっぱりインターネットには底知れない面白みがある。 みたいな小泉進次郎構文を全力でイジり倒すbotがツイッターに存在していたり。 全くもって興味を持てない人間が目の前で何…

30042021

過疎 無機質 昭和の抜け殻 久しぶりに訪れた北九州では、そんな言葉が頭の中を飛び交った。 夜、酒が飲みたくなってフラフラと商店街を歩いてみても、シャッターを上げている店は片手で収まる程度。アルコールを出さない店は見当たらず、ろくに飯も食えない…

XX082020 sunny blue

すっからかんの冷蔵庫を埋めるために昼過ぎに買い物に行って、帰ってきてから昼ご飯を食べ終えると夕方まで眠ってしまっていた。台風が過ぎ去ったばかりで、窓を目一杯押し開けると、数日ぶりに柔らかい太陽と色白な雲の薫りが鼻腔に充満するのを感じた。昨…

帰省をした。今回はゆっくりと1週間。 予想はしていたけどとんでもなく乾燥していて、消費する化粧水の量はいつもの2倍、使う頻度も2倍って感じで、お財布に優しい無印の化粧水を使っていて良かったと思った。響きがクソダサくて普段自分からは決して口にし…

浮雲

せっかくウイスキーの美味い冬が来たっていうのに、何週間も太陽を見ていないせいで心がどんどん金属みたいに重くなっていって、それにつられて体も重くなっていく。このままアスファルトをも突き破る勢いで地面の底に沈んでいって、マグマと一体化するのも…

もうかれこれ3年ぐらいの付き合いになる友達と、だいぶ涼しくなったね、なんて会話を交わしながら海辺を走らせてパルコに行った。それからふたりして唐突に寿司が食べたくなったから、はま寿司にも行った。日常生活では滅多に回転寿司に行かない俺は、約2年…

例えば車で信号待ちをしている時のような、他人に見られると恥ずかしいくらいの無の表情を曝け出している時に、人生で5本の指に入ろうかという面白いエピソードが唐突に出現してきて、隣の車窓からの視線を気にしながらひとりで笑っていることが結構ある。特…

ここ最近仲良くなった女性を初めて家に上げたら、「なんで本棚置かないの?」という、一人暮らしを始めて以来、鼓膜が馴化するほど幾度となく言われてきた言葉をまた聞かされる羽目になった。確かに机の上や窓台やカメラのドライボックスの上や押入れの中み…

夜明け

疾風を背に受けてぐんぐんと加速していくクルーズ船のデッキの頂上で、中学の友達と一緒になってワイワイガヤガヤとお喋りをしていた。デッキの頂上にいたはずなのに、見えていた景色はマストトップから辺りを見下ろしているかのようで、そのせいか向かって…

洗濯物を干しにベランダへ出ると久しぶりの突き抜けるような快晴で、カレーを食べに行きたくなった。いつからか、カレーと快晴は切っても切れぬ関係になっている。昼頃になってやっとベッドから抜け出して、道中で水を買って、真正面から突き刺さる太陽光と…

深酔

頭から深紅の液体が滴り落ちているような予感がして、額に手の平を当ててみる。けど何も付いていない。それでもまだ何かがポタポタポタポタと.....落ちてくる溢れ出す頭蓋骨のキャパシティを超えて! やばいやばい何かが漏れる。血か?これは? どっかで頭打…