庆祝?

正月の興奮冷めやらぬ福岡、乾燥しきった唇を切り裂く鉄風、厚着の媒介者ども。

本日の空は灰色、感情とシンクロできないイルミ、見慣れた足並み。

 

これからもいっしょに馬鹿騒ぎするであろう親しい友達や、はたまた必然的にもう一生目線が交わることがなく、横をすれ違った時の微風を肌で受け止めあうことさえもない人たちと沢山言葉を交わして、幾月かぶりに腹から笑ったり、やっぱり人混みは向いてねーやって思ったり。

 

こいつとはもう会うことがないって直感がそっと耳元で教えてくれた人との会話なんてものは薄情なもので、「じゃあ、また」なんて、心外な言葉を去り際に吐き捨てた。

酔いでキレイな笑い皺を作れていたからよかったものの、なんだか刺すような冷たさだったなって我に帰った翌日に思い返す。

人間関係ってこんなもんなのかな、、