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1年前ぐらいに唐突に思い立ってPS4を購入して、本当に久しぶりにゲームをしてみた。バイオ7と、モンハンと、エペ。自分のゲーム歴と言えば、小学校の頃にPS2があって、K-1のゲームで大好きだった山本kidを駆使して派手な試合を繰り広げていたことや、DSでマリオやポケモンをしていたぐらいもので、それ以降は自分でゲーム機さえも持っていなかった。それに加えて、中高大と駆け上がってきた過程でも友達の家で一緒にゲームをやったような記憶は特に無くて、コントローラーにタッチすることさえも本当に久しぶりのことだった。

で、張り切ってPS4を半年ぐらいやってみた結果、あんまり楽しくなかった。いや、楽しい瞬間は確かにあったんだけど、自分の中の楽しいランキングの上位には食い込まず、蹴落とされた感じ。読書・映画・音楽・散歩・紅茶・飲酒には到底太刀打ちできない程度の楽しさだったみたい。俺にとっては。

 

こんな回想をしてみたのは、ある記事を読みながら、「自分の一挙手一投足がバーチャル上の自分のアバターに反映されるようになった世界を想像したら面白いな」「じゃあこの前買ったPS4で行なった、自分の意思でバーチャル上のキャラクターを操る、という行動は何で面白いと感じなかったんだろう」って思ったからで。

その答えとして考えられるのはこういうことだろう。ゲーム内では、キャラクターに予め与えられた行動をコントローラーで選択して組み合わせた結果が画面に表示されているに過ぎない。それに対し、バーチャル上で自分の一挙手一投足が映し出せる世界では、もしそこに何かしらの制限が設けられていなければ、自分の脳が習得している限りのありとあらゆる行動をとることができる。。。

なんて書いてみたけどその一方で、「そもそもバーチャル上に自分を投影する意味って??」って思っちゃう自分も居て。

少なくともあと10年ぐらいは、読書飲酒演奏の日々が続きそうだなあ。